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鈴木 克尚 Katsuhisa Suzuki

聖隷浜松病院 臨床工学室

臨床工学技士

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皆さん,はじめまして聖隷浜松病院 臨床工学室に勤務しております鈴木 克尚(すずき かつひさ)です.

 

この度の東日本大震災により被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに,亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます.また,被災された方々の救済,地域の復興にご尽力いただいている皆様に深く敬意を表します.

当院は病床数744床の急性期病院で,手術部は12部屋にて年間約1万件(全身麻酔は60%)を実施しております.スタッフは麻酔科医7〜15名,臨床工学技士は10〜15名,看護師47名,看護助手5名,資材管理クラーク5名で運営しています.洗浄・滅菌・清掃業務は外部委託業者(日本ステリ)が24時間体制で実施しております.

現在私は院内CEに所属,手術室業務を主に勤務しております.具体的な業務内容として,臨床技術提供として医療機器を中心とした外回り業務と医療機器や器具を多く使用する手術における清潔操作介助(器械出し・直接介助),整形外科領域を中心としたインプラント業務,せぼねセンターや脳神経外科,手の外科,心臓血管外科では誘発電位測定業務を実施しております.また,医療機器運用のマネージメントや物品管理でのサポート,医療機器機種選定と評価などの支援など,手術室のチームの一員として手術が円滑かつ効率的に行えるように日々精進し努めています .

CENESへ】

2003年より術中トラブルを予防する目的で,内視鏡機器の滅菌前点検を開始.2004年より滅菌間違いによるトラブルを予防する目的で,滅菌梱包を開始.2007年より清潔操作介助(器械出し,直接介助)開始.2008年より内視鏡システム見直し,CEによる医療機器把握表作成業務を開始.内視鏡手術では,前日の医療機器把握表作成からはじまり,術前準備として把握表に基づいた機器搬入や事前点検,看護部と協力して開始時セッティング,清潔操作介助(器械出し,直接介助),術中トラブル対応,術後の洗浄では業者への指導や機器ごとのマニュアルの作成,洗浄後の術野側機器の滅菌前点検滅菌梱包と一連の業務を実施しております.また,年2回の装置定期点検や一部の治療器の物品管理を実施しております.

手術症例が増加する中,安全かつ効率化が求められております.我々CEも試行錯誤の中,安全性を確保しながら手探り状態で業務展開を実施してきました.情報取得手段はメーカや学会発表などを通して取得しておりました.今後はCENESを通じていろいろな方々と情報交換と情報共有して横の繋がりを深め ていきたいと思っております.特に手術動画録画装置や管理システムなどについて討議できればと思っております.手術室での臨床工学の発展のため頑張って行きたいと思います.ご理解ご協力よろしくお願い致します.

【認定資格】

体外循環技術認定士

呼吸療法認定士

第1種ME技術実力検定(臨床ME専門認定士)

医療機器情報コミニュケータ(MDIC)

第2種滅菌技士 

《内視鏡システム管理》

聖隷浜松病院 臨床工学室(手術室業務)サイト

 

内視鏡手術関連 学会発表

HD対応内視鏡機器更新について得られたこと 日本手術医学会誌 31(3):252-255, 2010

医療機器の運用と問題点について 日本手術医学会誌 29(3):206-208, 2008

手術室内視鏡機器の運営と問題点について 日本臨床工学会 2008

内視鏡下手術装置の管理と運用について 日本手術医学会誌28(1):33-35,2007

 

 

 

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