金平内視鏡外科研究所 (ELK) へようこそ                        

ELK(エルク)は小さなきずで手術する内視鏡外科医のネットワーク・ラボです

   
 
 CENES 誕生!
 

CENES発足にあたって ELK所長金平より御挨拶

 
     

CENESって何ですか? 

 内視鏡外科に使っている器具やエネルギー機器は、なんだか難しいものが多いような気がして、触るのも怖いなあ。とっつきにくいなあ。 いまさらあの器械のことについて人になかなか聞けないし、聞いても本当に正しい答えを言ってくれるかどうかわかんないしなあ。 あ〜〜 やっぱり内視鏡外科機器のメインテナンスや調整は気が重い。。。。。

 こんな独り言をつぶやいている臨床工学技士さんや看護師の方々いませんか? CENES<セネス>はそんな悩みを抱えたコメディカルの方々が情報を交換し、知識を高め、それぞれの施設での内視鏡外科手術の安全性を高めるためのサイトです。

CENES (セネス)は Clinical Engineer Network for Endoscopic Surgeryの略です。

日本語では「臨床工学技士内視鏡外科ネットワーク」といいます。

CENESを訪れる方はこちらへ

 

もうちょっと読みたい方へ   ELKの関連サイトとして私たちがなぜこのようなネットワークを立ち上げたかをご説明いたします

 

内視鏡外科では日進月歩の技術革新がみられます。従来の手術器具の延長線上にあるものだけでは、手術に限界が生じてしまいますので、かつてなかったような器具が必要となってきているのです。ハイビジョンの導入や立体視スコープなどのイメージ系の飛躍的な進歩は目を見張ります。超音波振動による切開凝固器具や血管を溶接するベッセルシーラーなど次々に発表される新しいエネルギー源により手術の限界はますます広がっています。このように多様化する器具や電気系統の術中管理にはおびただしい数のコントローラーが必要となってきますので、多数のコントローラーを集中管理する制御装置も普及しつつあります。このような状況の中で、臨床工学技士(以後CEと略記)に求められるものは何でしょう? 

それは経験と最新の知識と何よりも「専門性」ではないかと私たちは考えています。これまで内視鏡外科手術専門のCEという概念は一般的ではありませんでしたが、これから高い水準の内視鏡外科手術を行っていく上では内視鏡外科に特化したCEの存在というものは不可欠ではないでしょうか。ELKではこれらのCEの必要性をクローズアップするとともに、内視鏡外科に専門性を高めていくCEの方々への情報源としてこのCENESを立ち上げ、展開していきたいと思っております。

私たちはCENESを通じて行うこの活動が、日本の若手CEの方々によい刺激を与え、大切な情報網として機能し、最終的にはそれぞれの施設での手術患者様の安全につながればと念じております。

CENESは、ELKと同じようにウェブ上のバーチャルなネットワークであり、これを通じて営利を伴う活動や政治的な活動は一切行っておりません。

CENESELKの傘下にありELKとともに展開を続けていく予定です。CENESにはCE以外にも看護師やメーカーの方々、医師にも大いに参加していただきたいと思います。

CENES管理者は四谷メディカルキューブ,臨床工学技士の関川智重です。CENESで使用する写真やデータの著作権はCENESELKに所属します。無断使用は禁止します。CENESをリンクして下さいます場合にはCENES管理者の関川にご一報くださいますようお願いします。リンクされた場合CENESのバナーはコピーして使用してくださっても結構です。

ではみなさん、是非CENESをご覧になり、内視鏡外科に特化したCEの情報やネットワークをご利用ください。   

CENESを訪れる方はこちらへ

2008年6月6日  ELK所長 金平永二

   

                                              

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